トランシーバーと違う?無線機について調べてみた

トランシーバー

男性ならば誰でも無線機やトランシーバーを使ってやり取りをするのに憧れるものです。ある程度の年代の人ならわかるとおもいますが、雑誌の後ろのほうのページに広告のされていたトランシーバーセットを購入して、大して使えないということに怒りを覚えるのも、大人になる通過儀礼みたいなものかもしれません…(笑)さいきん、そんなトランシーバーへの憧憬を久々に思い出し、無線機について、実際どの程度使えるものか調べてみました。

ちなみに、無線機とトランシーバーを混同して使っている方もいますが、トランシーバーは送信機(トランスミッター)と受信機(レシーバー)が一体型になっている装置のことで、無線機は携帯型無線機、移動型無線機、固定型無線機、その中で受信機と送信機が一体化しているものとそうでないものすべて含めて無線機と言います。多くの人は、免許が必要な無線機を「無線機」と呼び、不必要なものを「トランシーバー」と呼んでいるようです。

無線機を趣味にしている方は多くいます。仕事や金銭的利益を目的とした運用を禁じられているアマチュア無線の保持者が該当します。「無線従事者免許」が必要となり、実際にアマチュア無線を使ってやり取りをするには開局申請が必要など、結構ハードルが高い趣味ですが、一度、無線従事者免許を取得すると、その資格は一生有効ですし、なによりも世界中に280万局以上もあるアマチュア無線局とやりとりができることから、国際交流にも役立っています。

また、災害時にライフラインが寸断された場合にもアマチュア無線は役に立ちます。1995年の阪神・淡路大震災の際には、地震によりありとあらゆるライフラインが寸断され、ほとんどの通信手段が途絶えた中、アマチュア無線愛好家たちの連絡網が情報伝達や人命救助に貢献したため、とりわけボランティア活動においてその存在価値が見直されつつあります。

アマチュア無線が気になったら、まずはどんなものか体験してみると良いでしょう。レンタルの無線機であれば、免許は不必要な場合が多いですから、気軽に借りてみて、使い勝手を楽しむことができます。コムネットジャパンが運営しているレンタル業者(URL http://comnet-j.com/rental_service/index.html)は安値で借りられるため試すにはもってこいです。